『メドック格付けも5級までくると、
どんなワインを選んだらいいのかわからない。』
という方の声を聞くことが多いです。ボルドーの伝統ある格付けシャトーも
世代が替わり新しい考えを取り入れ、有名コンサルタントを起用したり、
大きな資本の会社がバックについたりと、工夫と改革によってり、味わいも
どんどん変化している今日この頃です。
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昔ながらの印象にとらわれていては、
本当に美味しいワインには出逢えないのです。
そして・・・
いま注目なのが、こちらの
「シャトー・カントメルル」!!
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1980年に
フランスの保険会社S.M.A.B.T.P.に売却されたのをきっかけに、パートナーたちが資金提供を行い、
古い木製の発酵槽のかわりにステンレス・タンクが設置されるなど、醸造所と貯蔵庫の最新化が行われ始めました。
その後も改善が加わり、今では2級を凌ぐ味わいと、もっぱらの風評、評論家たちの間でも高い評価を受けている注目のメドック5級シャトーなのです。
すごいポテンシャルを持ったワイン!!
甘草、ドライプルーンなどの豊かで凝縮感のある果実のブーケがしっかりと感じられるワイン。お飲みになる前にデキャンタージュをオススメします。しなやかな果実味、葉巻、シナモンなど森の中にいるような湿った香りが、複雑味を感じさせるワインです。
ロバート・パーカー ★★2点/4点満点中 80-89点(2002、2003年)
ヒュー・ジョンソン ★★★3点/4点満点中
ゴー・ミョー ★★★☆3.5点/5点満点中
ル・クラスマン ★1点/3点満点中
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印象
フレンチオーク樽で16ヶ月も熟成しているので、樽のロースト香、複雑なスパイスのアロマが感じられます。印象は典型的なカベルネのボルドーらしい、がっしりとした飲み応え。
ですが、メルロー比率が高いことから、タンニンはきめ細やかで溶け込んでいる為、柔らかくなめらかな印象となっています。エレガントで旨みが凝縮された味わいなのです。
ここが面白い
ケースで買って、1年ごとの味わいの変化を楽しむ贅沢 |
5大シャトーなどの1級シャトーのワインになってきますと、熟成の状態を楽しめるのは30〜50年は寝かせたものでなければなりません。
しかもお値段も1本5〜10万円(古いものはもっと40万円くらいするものも!)と高額で、日々の生活で楽しめる飲み物ではありません。
それに比べこのカントメルルの熟成のピークは10年位。そして2002年もので、もう既に7年は寝かせてあるものなので、あと2〜3年経つ頃がちょうどいい具合に熟成が楽しめる時期と言う事になります。
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色合いも赤から褐色ががったレンガ色になり、タンニンがさらに味わいに溶け込み、優しい味わいになります。
円やかなしっかり感が、こなれていき、熟成した時にしか現れない芳香な熟成香を堪能できます。
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ワインはどれでもいいから、買ってきて寝かせて置けば全てが熟成するという訳ではありません。熟成に耐えられるワインでなければ、いい状態で熟成を遂げる事が出来ないのです。
この「カントメルル」は素晴らしいワインです。(酒井が特に気に入っております♪)
今すぐ飲むなら、1時間前にデキャンタージュして滑らかで美味しく、熟成させるのにも、大変適していて、タンニンや酸のバランスが豊かでバランスよいワインなのです。
しかもそんなに楽しめるワインが、5,000円以下で手に入るなんて!!
価格が安定しているうちに是非とも揃えたいものです。
この特別価格のこの時期に、是非まとめてお買い上げ下さい!
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