弊社代表との出会い
それはフランス大使館主催の試飲会でした。
まだ輸入業者も決まっていない数々のワインが生産者やネゴシアンのブースに並ぶ中から特別な1本を見つけたのです。
「優しくて田舎くさいワイン」最初にグラスに口を付けた時、酒井はそう感じたそうです。
純粋でまっすぐな果実の味わい、それでいて、舌に感じる落ち着いた滑らかさと鼻から抜ける素直なベリー系の香りは安心感すら感じさせてくれます。
それは、他に出品されていた多数のワインにも負けない美味しいワインだったそうです。
そしてその後他のワインの試飲に移った後も、何度もそのブースに戻り、味の印象が変わらないかを確認した後、そのワインをフランスから仕入れる事を決定。
「2000円以下で売れるのならば是非仕入れたい」と・・・ |
絹の様な滑らかさ、しっとりと
赤ちゃん肌の様な弾力性
私達も早速試飲させて頂きました。
まずこの滑らかさの中にぎっしり詰まった旨味エキスが、じゅわっと口いっぱいに広がり、そして柔らかい味わいに弾力性を与え、ふくよかで、深みのある仕上がりがたまりません。
まったりとしたコクが、しっとりと優しく舌を包み、果実の凝縮感をたっぷり感じながら、飲みやすく、スルスルと身体に入ってきます。
※酒井の薦めるワインの特徴は、どんなタイプのワインであろうとも「身体に優しい素性の良いワイン」だと私なりに理解しています。
ブルゴーニュ(ピノノワール)の滑らかさよりもずっと、濃密で柔らかい厚みがあり、ボルドーの滑らかさよりもずっと、軽やかで溶けるような質感がある。
これが、ロワール極上のシノンの味わいでしょう。
たまに見るロワールのカベルネ・フランの青臭さやハーブ香は全く特出せず、果実の旨味だけが香りや味わいに現れています。
ロワール地方の最良の赤ワイン
ロワール地方の最良の赤ワインと言われるのが、シノン。シノンはワイン畑として非常に恵まれた土壌を持ち、また北の産地でありながら日照時間が長く温暖な気候に恵まれています。
ここで使われる品種はカベルネ・フラン(この地域ではブルトン種と呼ばれます)で、滑らかで、やわらかなタンニンを含む上質AOCワインを生み出しています。
入荷数限定!
今回は特別なルートで特別に入荷した為、今回限りの商品となります。シノンの美味しさはまさにこんな味わい、シノンを代表する1本だと思います。
そして嬉しいお値段、毎日飲みたい優しい味わい、これ程までの高いクオリティ、ケース買いしておかないと後で後悔しそうです。 |